2021年の大学共通テストの勉強会に参加しました。
多くの学習塾の高校部を指導している会社が主催してくれ、全国から多くの塾長が参加され、行われました。
今回の共通テストの大きな変化は、まず共通テストに変わる元年ということで浪人生が減ったため、多くの国公立の志願者数が減ったということでした。
ところが名古屋大学をはじめ、神戸大学、千葉大学、九州大学は、前年比で100名以上増えていました。
これを聞いて私は、コロナ禍もあり、地元志向が強まったためではないかと思いました。
私立大学では、早稲田大学で1万人以上志望者が減っているのをはじめ、多くの大学で志願者数が大幅に減っていました。
この原因は、推薦入試希望者が増えたこととコロナ禍で受験校を絞ったためではないかと私は思っています。
これらのことを踏まえると今後は、しばらくは地方の国公立大学の人気が高い状態で続くのではないかと考えています。
今までより早めに受験対策を始めた方が良いと思われます。
推薦入試希望者が今後も増加がみこまれるので、高校1年生からの内申点がこれからはさらに重要になってくると考えられます。
当塾の高校生には、定期テスト対策を今まで以上に早く始めることをすすめます。また自習時間も決めて長時間学習する習慣をつけていってほしと考えています。
2021年05月29日 16:07