森島克至の無為自然
今までは、「塾長ブログ」というタイトルでしたが、今後「森島克至の無為自然」へ変更して書いていきたいと思っています。
今回の方眼ノート養成講座の参加にあたり、いくつかの課題がありました。その課題をこなすために今までの過去を振り返っていました。
その中で今まで誰にも話してこなかったことも取り上げることとしました。それは、中学2年生の時の体験です。
そのころ奈良市に住んでいました。小学生までは友達も多く、親の「勉強しなさい。」も聞かないで友達と遊んでいるような子どもでした。ある出来事がきっかけで中学生になってからは一番良い高校に進学したいと思い、人ともあまり話さず勉強に集中していた時期がありました。その結果中学2年生になると人と普通に話すことができなくなってしまいました。この不自然な状態を変えたいと思い、自分で「ノート」を作ってその病気を治すために、自分のやるべき事を決めて、毎日それを実践しました。
それと合わせて毎日の行動と発言を自分自身でチェックして不自然な場合は、ノートに書いて修正していくという方法で治していきました。苦しく不安でした。ただ決めたことを「やらなくては。治さなくては。」で実践していました。2ヶ月半を過ぎるころには、普通に話ができるようになっていました。テストでは、ほぼ満点で友人関係もうまくいき始めました。私は自分で自分の病気を治せたと思い、すごいと思っていました。
しかし、その直後に父親の仕事の関係で他県に引っ越しました。そこではうまくなじめず浮いた存在となってしまいました。その後の人間関係もあまりうまくいきませんでした。それから長く時間がたった今年の11月に「方眼ノート」に出会いました。その時「これは、すごい」と思いました。
私は「方眼ノート」に出会ってようやく気づきました。自分ではよかった思っていた中学2年生の時の「自分自身の変え方」が間違っていたことに。すべてに「感情・気持ち」が抜けていました。「自分自身を変えるには、決めたことを実践することが大切です。しかしそこに感情・気持ちを付け加えることがとても大切であることに。」
それに気づいた私は、「新たな自分自身の変え方」を実践し始めています。
これから「方眼ノート」を使った新しい旅が始まろうとしています。
2021年12月04日 09:21